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「Cメロ」ってどこ?「大サビ」って何?一般化した世間の勘違いを考える

2024-04-19

はじめに

「代替(だいたい)」→だいがえ
「重複(ちょうふく)」→じゅうふく
「とんでもない事です」→とんでもございません
「デアゴスティーニ」→ディアゴスティーニ

といったように、世の中には誤った認識のまま使われている言葉が沢山あると思います。
それが多数派になってしまい、わざわざ訂正しなくても通じる場合もあります。
それはそれで大きな問題がないのかもしれませんが、本来の意味や解釈を知っている上で世間に合わせていくのと、そもそも誤っている事を知らないのとでは、違いがあると思います。後者の場合、相手によって会話の中で誤解を生む事もあるかもしれません。そういう意味では、やはり正しい認識を持っておく事は必要なのです。

とまぁ、少々大げさな前振りになりましたが…、

僕が日頃SNS等で目にしてはモヤっている言葉として、一般人の会話の中で使われる音楽用語の「Cメロ」「大サビ」という言葉があります。
これらは主に楽曲の一部分を指して使う言葉・用語です。

「この曲のCメロが好き」
「この曲の大サビが良い」

といった感じです。

この言葉、その本来の意味合いと解釈が、誤解されたまま使われており、それが一般化してしまっていると感じています。
そういう会話を目にすると非常にモヤるのです。

ついては、この記事では「Cメロ」と「大サビ」の本来の意味と解釈について、Mr.Childrenの曲を例として、解説していきたいと思います。

前提

「〇メロ」は記号。
「サビ」は印象の表現。

まず前提として、

「メロ」と「サビ」という単語、そもそも使い道として性質が違います。

「〇メロ」というのは、メロディの種類・パターンを指します。
異なるメロディ毎に、A・B・C・Dとアルファベットを順番に振っていきます。
アルファベットを数字に置き換えると分かりやすいかもしれません。

1つめのメロディ→Aメロ
2つめのメロディ→Bメロ

となります。

要は単なる記号でしかありません。

そして「サビ」というのは、簡単に言うと「一番盛り上がる箇所」を指します。

そもそも「サビ」の語源は、お寿司に使われるワサビの「ツーン」とする感じを音楽の盛り上がる箇所に例えた、または、俳句の最も美しい部分を「寂(さび)」と呼ぶ事から音楽にも受け継がれている、といった説があります。
どちらにしても「印象」を表す言葉です。

メロ=違いを表す記号
サビ=印象の表現

全く別物ですよね。
同列に並べて語る事自体が本来おかしいのです。

料理のコースで例えてみましょう。

コースは、

前菜→スープ→魚料理→肉料理…(一部省略)のように出てきますよね。
これは、各料理の種類を表しています。

曲の話で言えば「メロ」の事です。

そして、中でも一番食べ応えがあるのは肉料理でしょう。
ここで言う「一番食べ応えがある」というのは、印象の表現です。種類の話ではありません。

曲の話で言えば「サビ」に当たる部分です。

なので、

前菜→スープ→魚料理→一番食べ応えがある料理

とは言わないですよね。

ここまでは理解できていますか?
この前提を踏まえて、具体的に説明していきます。

楽曲で言う「Cメロ」とは?

アルファベット順に「記号」を振っているのに、
途中で「印象」の表現が入ってきて、順番を乱すのは不自然。

ミスチル「口笛」で解説します。

「口笛」の中で「Cメロ」に当たる部分はどこだと思いますか?
おそらく多くの人が、

子供の頃に夢中で探してたものが~♪

の部分!と答えると思います。

しかし、それは間違いです。

解説していきます。

まずAメロです。

頼りなく二つ並んだ~♪

1つめのメロディのパターンなので、メロディA、つまりAメロになります。

次にBメロです。

口笛を遠く~♪

Aメロとは違う2つ目のメロディです。
メロディB、つまりBメロですね。

さて次です。

さあ 手を繋いで僕らの現在が途切れない様に~♪

AともBとも違う、新しいメロディが出てきました。
という事は、順番的に、ここがCメロになります

この時点で答えは出ましたが、口笛では、ここがCメロに当たります。

「いや、ここはCメロじゃない、サビだ」

という意見が聞こえてきそうですが、それに反応するのであれば、

「そうです、サビです」

になります。

上述したように「サビ」とは、曲の中で一番盛り上がる箇所を指します。

ですので、

さあ 手を繋いで僕らの現在が途切れない様に~♪

のメロディは、サビです。
と、同時にCメロなのです。

改めて言いますが、「メロ」と「サビ」は同類の言葉ではありません
「メロ」は、メロディのパターン毎に、A~Zまでアルファベットを振って記号化しているものです。
そして「サビ」は「一番盛り上がる箇所」という印象の表現です。

さあ 手を繋いで僕らの現在が途切れない様に~♪

は、3つ目のメロディパターンなので「Cメロ」であり、一番盛り上がる箇所なので「サビ」に当たるのです。

音楽的な会話の中で

「Aメロ、Bメロ、サビの順で歌ってください」

みたいな会話があるとしても、それは便宜上そう言っているだけで、別に「Cメロが存在していない」わけではなく、ここで言う「サビ」は「Cメロ」の事なのです。

だって当然ですよね。
A、B、Cと順に「記号」を振っているのに、途中で「印象」が入ってきて、順番を乱すなんておかしいです。そもそも「サビ」は日本語なのだから、アルファベットの替わりに記号にする事が不自然です。

こちらの画像をご覧ください。

画像

これはテレビの某音楽番組内で、アニメ「けものフレンズ」主題歌の「ようこそじゃパリパークへ」を曲構成を解説している映像です。

この画像を見ると分かるように、

Aメロ→Bメロ→サビ→Dメロ

と記載されています。
Cメロが書かれていないのに、Dメロが書かれています。
これはつまり、サビがCメロであるという事を表しています。
前述しましたが、便宜上「サビ」と書いているだけで、メロで言えば「Cメロ」なのです。

では、口笛に戻すと、

子供の頃に夢中で探してたものが~♪

の部分は、何メロやねん!
と言われそうですが、普通に考えれば「Dメロ」である事が分かるはずです。

AともBともCとも違う新しいメロディなのだから「Dメロ」です。

理解できましたか?
多くの人が「Cメロが~」と言っている箇所は、だいたい「Dメロ」なのです。

そして、同時に、ここが「大サビ」となります。

「大サビ」については、次項にて詳しく説明します。

「大サビ」ってどこ?

定義ははっきり分かりませんが、「大サビ」とは、一番盛り上がる「サビ」とは異なる印象的な部分とでも言いましょうか、だいたいの曲では、1番2番を終えて3番(最後のサビ)に突入する前などに、別の新しいメロディが入る部分を指す事が多いと思います。

物語の起承転結で言う所の「転」、クライマックスに行く前の転回のような(?)

メロで言うと、大抵「Dメロ」に当たります。
最後のサビの事を「大サビ」と呼んでる人が散見されますが、それは間違いです。

口笛であれば、

子供の頃に夢中で探してたものが~♪

Dメロに当たる部分が「大サビ」となります。

こちらの画像をご覧ください。

画像

これは某雑誌のインタビューにて、ドラムのJENさんが「HERO」について語っているものです。

ここでJENさんが指している箇所は、最後のサビじゃないですよね?
最後のサビ前のAともBともCとも違うメロディの部分、Dメロです。

さらにこちらの画像もどうぞ。

画像

これは桜井さんが「終わりなき旅」について語っている記事です。
「終わりなき旅」でCmコードの部分は

時代は混乱し続けその代償を探す~♪

の箇所しかありません。つまり、そこが大サビです。

これで

大サビ≠最後のサビ

ではない事はこれで理解いただけたと思います。
(所説あるにせよ、少なくともMr.Childrenの中では、こういう認識です)

ちなみに、最後のサビは「ラスサビ」と呼ぶ事が多いです。

また、同じサビのメロディでもアレンジで音数が少なくなるような部分は「落ちサビ」と言います。口笛でも最後の「さあ 手を繋いで~」は、少し静かになりますよね。そういう部分を指します。

まとめ

  • 「メロ」と「サビ」は、そもそも言葉の性質が違う、本来同列で扱うべき単語ではない。
  • 多くの人が言う「Cメロ」は、実は「Dメロ」である
  • 「Cメロ」とは、大抵「サビ」に当たる部分
  • 「大サビ」は「最後のサビ」の事ではない
  • 「大サビ」とは、大抵「Dメロ」に当たる部分

画像

僕はプロのミュージシャンでも音楽関係者でもありませんので、これらが全て正しいかは分かりません。こういった話は所説あり、明確な定義もなかったりします。
ただ、物事の道理や理屈、いくつかの証拠画像と照らし合わせて、矛盾が生じていない事は確かです。

言葉とは、本来の意味や解釈を論理的に認識して、正しく使いたいものですね。

ニコチルLINEスタンプ第二弾発売!

2022-10-01

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FM川越「Hidenori Ogawa FLY HIGH」に出演します。

2022-03-04

FM川越のラジオ番組「Hidenori Ogawa FLY HIGH vol.14」に出演します。

FM川越(88.7MHz)
23:30~0:00
※スマホアプリ「レディモ」でも聴取可能です

FM川越

KBC九州朝日放送のラジオ番組「アサデス。ラジオ」に電話生出演

2022-03-02

2022年3月2日(水)午前10時頃~。
KBC九州朝日放送のラジオ番組「アサデス。ラジオ」に電話生出演しました。

大好きな世界にハマって抜け出せなくなった人が沼の魅力を語る「沼る最高会議」というコーナーで、僭越ながら「ミスチル沼リスト」として出演しました。

ミスチル沼にハマってる人はごまんといらっしゃるので僕なんかが語るのも恐れ多いのですが、コピバン歴25年のあくまでバンドマン目線からミスチル愛を語らせていただきました。

ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。

この日の放送はスマホアプリ「radiko」にて視聴可能です。
詳しくは番組ホームページをご覧ください。
https://kbc.co.jp/asadesu_radio/

アサデス。ラジオ

活動10周年!ワンマンライブ告知!

2019-09-11

こんにちは。

大変ご無沙汰しております。
ブログの更新、7年ぶりです(笑)

というわけで、7年ぶりに告知します!

ミスチルコピーでワンマンライブやります!

ニコニコ動画にミスチルコピー音源を投稿して、今年で10年です。
これまでの間に、ブログやSNS等でたくさんのミスチルファンの方々と出会う事ができ、たくさん音源を聴いていただけました。ありがとうございます。

最近は、めっきり投稿も減りましたが、せっかく10年間続けてきた趣味なので、これを節目にがっつりライブをやろうと思い至りました。

ミスチルコピーかいわいでは「サラリーマンが弾いてみた」で有名なギタリスト、サラリーマンTAKEYA氏を始め、ミスチルを愛するバンド仲間たちと一緒に、たっぷり演奏し、歌いたいと思ってます。

このブログを何人の方が見ているか分かりませんが、もし興味を持っていただけるミスチルファンの方がいましたら、ぜひぜひ、よろしくお願いいたします。

チケット等の手配もできますので、何かあれば、コメントなりメッセ―ジなり下さいませ。

よろしくお願いします!

活動10周年!ワンマンライブ告知!

ミスチルじゃない曲を歌ってみました

2011-11-14

ニコチルのSENSEシリーズは、365日で中断して(ちょっと飽きてきたので 笑)、気分転換にミスチルじゃないアーティストの曲のカバーをやってみました。

今月の新作は、これからの季節にぴったりのこちら。

「レミオロメン/粉雪」
原曲がシンプルなアレンジなので、ギターやコーラスを自分なりに肉付けしてアレンジしました。

そして、先月、しれっとアップしていたのがこちら。

「平井堅/瞳をとじて」
こちらは、アレンジ原曲のまま。
平井堅はコーラスが素敵なので、がんばってみました。

2011年も残りわずかですね。
あと何曲アップできるかな~。

では!

いよいよ2010年も残りわずかとなりました。

2010-12-27

1年って早いですね。
昨年末にも日記書きましたが、それからもう1年も経つと思うと早い早い…

というわけで、今年も色々ありました。

ニコチルとして、やはり大きかった出来事は、ライブができた事でしょう。
特に4月の企画ライブ。色々とこだわって企画して、お客さんもたくさん入ったし、盛り上がったし、大成功でした!
ご来場いただいた方々、出演者の方々、その節は、ありがとうございました。

さらに、7月には、青山ブルーノートで行われたバンドコンテスト「バンド自慢2010」に出場。
全国大会進出こそならなったものの、1次審査を通過し、非常にレベルの高い東京大会に参加できて、自信にも刺激にもなりました。

そして、つい先日ですが、12月12日(日)横浜鶴見にて、マイミクさんの主催するミスチルコピバンライブに出演。
こちらでも、良い演奏ができたし、色々な方々と出会い、接する事ができました。ミスチルを通じた巡り会いに感謝!

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ちなみに、12日のセットリストは、以下の通り。

01.overture~蘇生
02.くるみ
03.Another Story
04.フラジャイル
05.Love is blindness
06.若者のすべて
07.掌
08.HERO

4月の時は、自分が主催という事もあったので、盛り上がる系の曲、ノリの良い曲、シングルの曲、という視点で選曲したのですが、今回は控えめに(?)バラード系やマイナー系を選曲しました。結構、意外性のあるセットリストじゃないかと。

あと、今回もライブご来場の皆さんへの心ばかりのプレゼントをご用意させていただきました。
それがこちら。ニコチル印のチロルチョコ、通称「ニコチロルチョコ」!

ニコチロルチョコ

さらに、名刺代わりのフライヤーや、共演のサラリーマン氏制作によるネームラベルステッカーも。

フライヤー

まさか、今年3本もライブやるとは思ってもみなかったですが、毎回、楽しく充実したステージだったので、良かったです。来年も、また機会があるといいなー。

そんな楽しく充実した出来事と同時に、今年は、辛くて悲しい出来事もいくつかありました。
近年流した事のない量の涙を、今年は流しました。
来年は、良い事が少しでも多く訪れてほしいなと願ってます。
そして、そうなるように、自分自身でも前向きに頑張っていこうと思います!

それでは、皆さん、今年も1年ありがとうございました!

よいお年を!

12月ライブ詳細

2010-11-19

12月のライブ詳細が決まりましたので、告知いたします。

【日時】
2010年12月12日(日)16:00開場/16:30開演

【会場】
CLUB TOP’S YOKOHAMA TSURUMI
〒230-0062 神奈川県横浜市鶴見区豊岡町24-24
TEL 045-583-5998 / FAX 045-584-9038
http://www.tops-live.net/tsurumi-top.html

【入場料】
1,500円(ドリンク代別 500円)
※チケットは全て当日券となります。

先日、一回目のスタジオリハがありまして、バンドで音を合わせてきましたが、とっても好感触でした♪
今回もギターはサラリーマンさん。相変わらず良い音鳴らしてました。
きっと本番も良い演奏ができると確信しております!
ぜひ、12月の「ニコチルニギタイ」してくださいw

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ミスチルファンの方、お近くのチル友をお誘い合わせの上、ご来場くださいませ~^^

あ、関係ないけど、先日イベントでご一緒した巨乳アイドルさんとツーショット(←かなりミーハーw)
あえて名前はふせときますが。

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しっかし、胸大きいのに顔ちっさ!www

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ではでは!

12月にライブやります!

2010-09-28

来る12月12日(日)、横浜・鶴見にある「CLUB TOP’S」というライブハウスで、ライブやります!

今回は、自主企画ではなく、ミスチルコピバンやっているマイミクさんの企画で、出演のお誘いをいただき、やる事になりました。
今回もギタリストには、ミスチル弾いてみたでお馴染みのサラリーマンさんを迎え、4月のライブ同様、“ニコニコチルドレン”としてバンド形態で、がっつり7~8曲演奏します。

ご都合よろしい方、ぜひご来場いただければと思います!

出演時間やチケット代などの詳細は、まだまだ決まっておりませんので、決まり次第、日記で随時、しつこいくらいに告知していこうと思いますので(笑)、取り急ぎ、日程的なご都合だけでも、ご確認いただければ幸いです。

チケットの確保などは、コメントやメッセージで承りますので、お気軽に^^

ちなみに、演奏曲もまだま~ったく決めておらず、どうしようか悩んでいます。
4月のライブで時間的都合でできなかった曲や、先日の映画に影響されて(笑)やりたい曲など、希望がたくさんあって決めがたい><

というわけで、ライブに来る、来ないは別として、ミスチルファンの皆さんならどんな曲を聴きたいのか、参考までに教えていただけると助かります~!
よかったらコメントください!

では、取り急ぎ、告知でしたー。

7月4日「バンド自慢2010」ライブレポート

2010-07-16
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7月4日(日)「東京バンド自慢2010」というイベントに、バンド「ニコニコチルドレン」として出場してきました。
ヤマハが主催、全国のアマチュアバンドを対象としたコンテスト形式のライブイベント。
出場条件が「コピー・カバーのみ」という事で、エントリーしてみたら、一次のビデオ審査に通りまして、出場となりました。

会場となったのは「ブルーノート東京」というライブハウス。正確に言うとライブハウスというよりジャズクラブですね。
ブルーノートは、アメリカやヨーロッパにもある有名なクラブで、日本にも東京・大阪・名古屋にあるようです。

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中に入るとまるでホテルのようなロビーが。「部屋空いてる?」って言いたくなる。

とはいえ、実は、僕も出場が決まるまで知りませんでしたw
ブルーノートでやる事を伝えた周りの人から「すごいね~」なんて言葉をよく聞いたので、調べてみたら、前述の通り。
国内外の有名ミュージシャン、シンガーが多数出演しており、分かりやすい所で言えば、僕らの出たイベントの前日にはB’zの松本さんが出演されてました。
そんな大物達ばかりが立ってきたステージで演奏できるなんて、なかなかない事ですし、貴重な体験です。

会場入りしたとたん、その高尚な雰囲気に興奮。天井が高くて美しい内装。ホテルのようなロビー。ろうそくが灯されたテーブルが並ぶ、大人の気品漂うフロア。
都内では様々なライブハウスや大きな会場を経験してきましたが、この雰囲気はそれらとはまったく別物だと思いました。もう演奏前からテンション上がりましたね。

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会場の「ブルーノート東京」の外観。夜はこんな感じでオシャレ~♪

さて、この日の出演者たちは、いずれも予選ライブやビデオ審査を勝ち抜いてきた強者たちばかり。コピー・カバーという出演条件でしたが、終始レベルの高いステージが繰り広げられました。
ミスチルのような歌モノJ-POPを演奏するバンドはほとんどおらず、コアでテクニカルな洋楽やインストものが多数でした。
得てして、オリジナルバンドよりもコピーバンドの方が演奏力があるもの。なにしろ、プロの作ったハイレベルな曲を楽譜や音源通りに弾くのが目的ですから、それにより技術も伴ってくる。しかも、全体的に出演者の年齢層が高く、お父さんお母さん世代の方々もいて皆さん大先輩!演奏力にも年季が入っているというか、成熟してるんですよね!w 技術だけを見ればアマチュアとは呼べない方々がほとんどでした。
僕は「歌いたい」という気持ちから音楽を始めて、歌モノであるミスチルをコピーしていただけなので、テクニックもないですし、下手っぴです。なので、他出演者さんたちの演奏には感心するばかりでした。ただ同時に「もっとベタなJ-POPが聞きたいな~」とも思いました。

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試合終了後のヒーローインタビュー?(笑)ちなみに背番号はニコ(25)チル。

そして、当の僕らのステージですが、演奏曲は「ニシエヒガシエ」をやりました。
例によってDISCOVERYツアーバージョンです。
ツインギターが生きる事と、イベントなのでノリの良い曲の方がいいかと思い、選曲しました。
演奏的には、個人的には少しミスもあったのですが、前回ライブでもやった曲でしたし、バンド全体としては特別可もなく不可もなく。普通に演奏できたとは思います。

それよりも、今回は、演奏以外の所で趣向を凝らしてみました。
ステージ衣装は、メンバー全員サッカー日本代表のユニフォーム!
そして、FIFAのアンセムをBGMに、ステージへ登場!はい、ワールドカップ便乗ネタです!w
演奏ならどこのバンドも上手いだろうし、せっかくのイベントなので、なんか演奏以外でおもろい事、目立つ事をやりたいなと思い、時事ネタのワールドカップを盛り込んでみました。

さらに、演奏終了後のインタビューでもサッカーネタをひっぱって、試合終了後の選手インタビュー風に受け答えしてみましたw

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ステージは結構狭い。ジャズクラブだからね。

司会者 :「今日はどうでした?」
ニコチル:「そうですね、メンバーのみんながね、一つになってやれたんでね、よかったと思います」
司会者 :「次のライブの予定とかは?」
ニコチル:「そうですね(9月の恵比寿ガーデンホールの)決勝トーナメントの事しか考えてないですね」
司会者 :「おお、ビッグマウスやね」
ニコチル:「僕、もってるんでね」
(※分かる人にしか伝わらない…w)

おかげさまで、おおいに笑いは取れました(それで満足♪)w

とはいえ、バンドとしては残念ながら入賞はできず><

しかし、ブルーノートで演奏できた事、あれだけハイレベルなイベントに出場できた事、全て良い経験になりました。この経験を、(またいつの日かやるかもしれないであろう)次のニコチルライブに生かしたいと思います。

追記。
ライブ終了後、夜10時過ぎに帰宅してから、ユニフォーム他荷物を一部ブルーノートに置き忘れてきた事に気づく。
大事なものも入っていたので、高速をとばして青山まで逆戻り。
しかし、ブルーノートは閉店。主催者にも連絡取れず…。
結局、何もできずに再び高速で帰宅…。
最後の最後にアホなニコチルさんでした。トホホ…;;
(荷物は後日、確保できました)

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